人を動かすにはコツがある。
そんなコツが書かれた本が、この神トーークです。

この本には最初から最後まで、
人を動かすためにはどうすれば良いか
重要な事が沢山書いてありました。

今回はその内容を抜粋して、
内容要約&まとめを伝えていきます。

セールスマンだけにとどまらず、
部下を持つような先輩や上司には必須ともいえる
内容が盛り沢山でした。

それでは行ってみよー!

絶対に否定しない

相手を否定してしまうと、
相手を傷つけてしまいます。

いくら上司と部下との関係であったとしても、
上司が部下を否定してしまうことは御法度。

以前に上司が独り言で
「いつまで面倒みれば、独り立ちするんだ…」
なんて事を言ってましたよーと、
後輩くんが聞いた言葉が僕の耳まで届きました。

凹みますよね、普通に。
後輩くん、それは俺に伝えちゃあかんことや…。
と、内心思いました。

一応仕事ができないなりに必死に頑張ってはいたので、
やっぱり否定されると誰しも凹むもの。

感情と記憶は結びつきが強くて、
否定された時に抱く負の感情は、
そのまま記憶に残りやすいです。

他にも、もしも上司が否定ばかりをしていると、
部下は「また否定されてしまう…」と怖気付いて、
安心して相談する事ができなくなってしまいます。

相手を否定することは良くありません。

相手が自分と違う主張をする場合は、
どーしても否定しがちになってしまいますが、
そこはグッと堪えます。

反対意見に対しては、否定するのではなく、
「理解した」と相手に伝えるようにしましょう。

最後まで人の話を聞く

話を遮る行為は、権力の象徴になります。
これは言い換えれば傲慢とも言えます。

独裁者的な地位に立ちたいのであれば、
話を遮ることも有効ではありますが、
そんな人よりも包容力のある上司の方が
人望は厚く、信頼もされることでしょう。

人の話は遮らずに最後まで聞くようにしましょう。
途中で遮って自分の主張を伝えたかったとしても、
そこは我慢して堪えてください。

あなたが相手の話を聞いた分だけ
あなたのアドバイスは聞き入れてもらいやすくなります。

この神トーークでは、
コップ理論と呼ばれる理論があります。

・相手の話を聞く=コップの水を減らす
・減った水の分だけアドバイスが入る

というものです。

今まで人の話を遮っちゃってたなら、
このコップ理論を思い出して、
最後まで相手の話を聞いてあげましょう。

褒める時は大勢の前、アドバイスは個別で

褒める時は大勢の前で褒めるようにしましょう。
褒められた当人は周りからの評価が上がりますし、
沢山の人に知られることは嬉しいはずです。

大勢の前で褒めた後に、
ちょっと時間を置いてから
個別で(メール・LINE等で)褒めると
ダブルパンチで効きます。

褒められれば、
「おっしゃー頑張ろ!」
って気になります。

 

逆に、相手にアドバイスをする時は、
個別でするようにしましょう。

大勢の前でアドバイスをしたり、
指摘する行為は相手の自己重要感を欠く行為になります。

 

以前に務めていた職場では、
僕よりも仕事ができないチンチクリンな子が居て、
グループミーティングで吊し上げられてる様子をよく目にしました。

メンバーとしても良い気分じゃないし、
本人は特に意見もせず黙りこくって居ました。

ゴールの定まっていないクソみたいなミーティングは
時間の無駄なのでやらなければ良いのになと思っていましたw

指摘・アドバイスは個別でするようにしましょう。

答えを言わずに気づかせる

人は、アドバイスや指摘を受けた内容よりも、
自分でこうするべきと考えた時の方を
優先して行動する性質があります。

すぐに答えを与えるのではなく、
「なぜそうなったのか?」
「どうすればもっと良くなるか?」
などと、答えを相手から引き出すようにすると
主体性を持って行動して貰えるようになります。

相手から答えを引き出すのは
結構時間がかかる行為ではあるのですが、
そこはグッと堪えて「ヒントを出す」で留めましょう。

褒める→アドバイス→褒める

人は褒めた方が嬉しくてテンションが上がります。
なので、アドバイスを引き出す際も褒める事は
徹底して行うようにすると良いです。

例えば、遅刻が多い部下に対して…

×次からは遅刻しないように!(指摘のみ)

○最近遅くまで頑張ってるね。(褒める)
○会議の時間ギリギリだったけど何かあった?(気づかせる)
「すいません、寝坊しました!」
○次からどうすれば良いと思う?(答えを引き出す)
「目覚まし時計2個セットします!」
○そうか。わかった。今日のプレゼン良かったからまた頑張ってくれよ(褒める)

みたいな感じです。(長いw)

相手に不快な思いをさせる事なく、
答えを引き出した上で「褒める」でサンドイッチする。

これはかなり練習が必要かもしれませんが、
相手を動かすという意味ではめちゃめちゃ強力です。

ぜひ意識してトライしてみてください。

まとめ

  • 絶対に否定しない
  • 相手の話を最後まで聞く
  • 褒める時は大勢の前で、アドバイスは個別で
  • 答えを言わずに気づかせる
  • 褒める→アドバイス→褒める

これが全部できるようになれば、
部下はあなたを信頼して、
あなたは心置きなくなんでも聞ける先輩・上司になります。

全てをまとめて実践する事は難しいと思うので、
できていない項目を1つずつ潰すようにしていくと良いです。

皆から慕われる先輩・上司に慣れるよに、
頑張っていきましょー!

ではまた!