インプットとアウトプットのバランスは
3:7が理想とされています。
インプット3に対して
アウトプットが7です。
ちなみに、
インプットとは入れる(読む、聞く、観る)
アウトプットとは出す(書く、話す)
と言った意味です。
ではこのインプットとアウトプット、
どんなふうにやっていけばより効率的か?
ということを解説していきます。
アウトプットしてなんぼの脳
脳は、思い出すことをすると
記憶に定着しやすくなるようにできています。
ガンガンアウトプットしていこーぜ、
ってことです。
僕は小中高と、
まぁ無難に勉強していたのですが、
インプットが多めの学習をしていました。
学習法においては相手に教えるというのが
最強の学習法なんですが、
それは殆どやっていませんでした。
小中と、成績は上の方ではありましたが、
高校での成績はクラスで真ん中くらいでした。
専門教科は赤点を取ったりと、
まぁ恥ずかしい思いをしました。
人に物事を教えるには
自分が理解している必要があるので
ただ問題を解くよりも難しいです。
問題を解く時は思い出す(想起する)ことを
しているわけで、それはつまりアウトプットな訳です。
なので、
思い出して口に出して喋るといった訓練や
喋って教えてアウトプットするといった方法は、
かなり効率の良い勉強法と言えます。
読書や映画鑑賞、アニメを観る場合は
誰かにその内容を話す前提で観る、
つまり、
アウトプット前提で観ると
記憶に残りやすくなります。
インプットのコツ
インプットの大前提は、
アウトプット前提のインプットです。
他にもインプットにはコツがあるので
書いていきます。
セミナーでのインプット
セミナーがネット配信される場合、
あまり行く意味を感じないかもしれません。
それは違います。
生のセミナーでしか得られない
メリットがあります。
最前列での緊張感
程よい緊張感は記憶力を高める効果があります。
セミナー会場では
出来るだけ講師に近い場所に座る事によって、
『講師から質問されるかもしれない』
といった緊張感によって記憶力が高まります。
リアルな場での感動
喜怒哀楽といった感情は、
記憶力を高める効果があります。
生のセミナーは、
会場の空気感や臨場感を味わう事ができます。
セミナーで感動した場合は、
その感情によって記憶力が高まります。
インプット7:アウトプット3
セミナーを受けている時に、
スクリーンに出された全てを
ノートやPCで写そうとする人がいますが、
それはNGです。
自分の気づきとなった箇所だけを
自分の言葉や言い回しを使って
ノートにメモする程度にしましょう。
インプット7:アウトプット3を意識しましょう。
音楽とインプット
勉強中に音楽を聴くのはNGです。
勉強効率や記憶力を著しく下げることが
実験でわかっています。
勉強と音楽は脳の中で交互に処理され、
マルチタスクとなってしまいます。
マルチタスクは効率が下がるので、やめましょう。
ただし、音楽がいい場合もあります。
それは、勉強や仕事前。
他には、単純作業中や運動中です。
時と場合を弁えて、
音楽を活用するようにしましょう。
オーディオブック
オーディオブックとは、
本の音声バージョンです。
両手が塞がっている状態や、
隙間時間にオーディオブックを聞けば、
空いている時間を有効活用できます。
スマホとイヤホンさえあれば、
どこでも学習することができます。
オーディオブックのサービスは、
・オーディオブック
・オーディブル
2つがありますが、
個人的にはオーディオブックがオススメです。
4倍速まで早送りが出来るので、
時短して本を聴くことができます。
アウトプットのコツ
何度も言いますが、
アウトプット前提のインプット。
これがめちゃくちゃ大事です。
入ってくる情報量が変わりますので。
では、アウトプットにもコツがあるので、書いていきます。
ネガティブ1:ポジティブ3以上
ネガティブなアウトプットは
良いことがありません。
例えば『今日のご飯はまずい』といった
アウトプットをした場合、
ご飯を作ったかーちゃんや嫁さんがキレます。
喧嘩に発展して良いことがないです。
それを言うくらいなら、
『いつもご飯作ってくれてありがとう』
などと、ポジティブなアウトプットをしましょう。
ネガティブなアウトプットをすると
・認知症の確率が3倍上がる
・人間関係が壊れる
・ストレスが溜まり病気にかかりやすくなる
・ネガティブ探しの名人になる
こんなマイナス効果があります。
アウトプットする際は
ポジティブなアウトプットを心がけましょう。
アウトプットするタイミング
アウトプットするタイミングは
インプットして直ぐが最もおすすめです。
人は時間が経てば経つほどに
物事を忘れていきますから、
忘れないうちにアウトプットするのが大切です。
また、
アウトプットしようとして思い出せない時は
直ぐに答えをみようとしないで、
『あれ…なんだっけなー?』と
考える癖をつけてみてください。
想起する事によって記憶に定着していくので、
意識的に想起するようにしましょう。
アイディアのアウトプット
アイディアをアウトプットする際は
30秒以内にメモするようにしましょう。
浮かんできたアイディアは、
30秒から1分で忘れてしまいます。
アイディアが降ってきたら、
即、スマホを取り出して
メモのアプリやボイスメモでメモると良いです。
アウトプットする手段
アウトプットする手段は
・人に話す
・ノートに書く
・ブログに書く
・Twitterに書く
などの方法があります。
今の時代は、
記憶は外に置いておける時代になったので、
直ぐに検索できるようにネット上に置くのが、
僕的にはおすすめです。
自分のブログがあれば、
忘れた時にブログ内検索を使って
すぐに見つけることができます。
そんな意味でも、
自分のブログを持つことはおすすめです。
他にも、Twitterに関してですが、
Twitterは140文字の制限があるために、
要約する力が尽きます。
ただし、
Twitterは過去のツイートを探すのが大変なので、
記憶の保存という意味ではイマイチだと思います。
まとめ
・アウトプットありきのインプットこそ最強
・想起する(思い出す)事によって人の記憶力は鍛えられる
・ネット上に記憶を保存するのもおすすめ
イヤホンを耳に嵌めることができない、
仕事中の暇な時間なんかがあれば、
想起する事に時間を使ってみてください。
思い出すのはなかなか大変ですが、
思い出せた時に気持ちいいですし、
脳のトレーニングにもなります。
学んだことをアウトプットしていれば、
自分自身の能力も上がっていきます。
良い人生を送るためにも、
人の役に立つためにも、
アウトプット!
アウトプット!
アウトプット!
そんな精神で過ごせたら良いですね。
ではまた!